坂本園さん

 

釜炒り茶の産地としても有名な宮崎県五ヶ瀬町で、ご家族でお茶作りをされている坂本園さん。

L'Essentiel Teaでもいくつかのお茶を販売させていただいています。

はじめて坂本園さんの釜炒り茶や紅茶を飲んだお客様がほとんどですが、SNS投稿や商品ページのレビューよりお喜びの声がたくさん届き、リピーター様もいらっしゃいます。

 

農林水産大臣賞も受賞している極上の釜炒り茶をメインに、紅茶、烏龍茶、ほうじ茶など、リーフタイプもティーバッグも。いろんなニーズのお客様に対応できる品揃えです。

 

静岡県にある農研機構茶業研究拠点で研修を終えた3代目の坂本朋哉さんは、そこの一般公開イベントでお茶を販売しておられました。見た瞬間に私の好みなのがわかって「これはおいしいに違いない！」と期待しながら試飲をいただいたら、その期待の100倍くらいおいしくて、他ブースのお茶をまだ全部飲んでいないのに即買い(笑) そのときの坂本さんの気配りや対応がとても感じよく、お茶のことをまっすぐ真剣にお話されているのが印象的でした。ショップを始めるとき、お茶がおいしいだけじゃなく素敵な作り手さんのものであることは絶対条件だったので、坂本さんにすぐ連絡させていただきました。

 

坂本園さんの3代目、朋哉さん（写真左）にお伺いしました！

 

【どんな人たち？】

茶園管理作業は、主に父、兄、自分の3人で行い、母は袋詰めや発送・販売・事務仕事、茶時期には生葉運搬も行っています。休みの日には、家族、兄弟でゴルフに行くのが楽しみです。

80歳を超える祖父母も毎日茶園の草取りをしています（趣味が草取りじゃないかなって思うほどです）笑

 

【お茶を作って何年？】

昭和50年に一代目が自社工場を建て始めた。それまでは地域の共同工場で生産を行っていた。

 

【茶園はどんな所？】

五ヶ瀬町は九州のほぼ中央、宮崎県北西部の山間部に1000メートルを超す高い山々に囲まれ、北西部には明日の山々を眺めることができます。豊かな土壌に恵まれ古くから釜炒り茶の生産が盛んに行われています。坂本園では標高500メートルほどの高地に茶を栽培し特に土作りに力を入れ、良質な茶作りに励んでいます。

 

【お茶づくりで大切にしていることは？】

安心安全で満足していただけるお茶を作ること。

坂本園では、お客様に安心して飲んで頂くために有機JAS認証を取得しており、農薬や化学肥料を使わずに有機肥料で土づくりを行い、おいしいお茶作りに取り組んでいます。

 

【お茶づくりの楽しみ・喜び】

自分の思うような、お茶の芽が収穫でき、製品が出来た時。お茶を買って頂いたお客さんにおいしいと言ってもらえることが励み、喜びになります。

 

【これからの目標】

大変貴重である釜炒り茶を多くの人に知ってもらう。

 

【メッセージ】

五ヶ瀬町ならではの気候と無農薬にこだわった土に育まれた茶葉を伝統の製法で釜炒り茶に仕上げました。釜炒り茶の特別な香り「釜香」、旨味、淹れたお茶の色をお楽しみください。